Moto Guzzi V7 Stone Corsa くん、ご紹介

Moto Guzzi V7 Stone Corsa くん、ご紹介

購入してから約1年、1万キロちょっと走りました。

事故なし、大きな故障もなし、というか小さな故障も特にありません。

・唯一の縦置きV型2気筒、850cc。
・低速ではドコドコ、高速ではシャキーンと回るエンジン。
・カーブでの挙動がとても自然。軽い動作で傾けられて旋回途中での修正も可能。
・高速での直進性がなんか凄い。ハンドルがまっすぐ向いたままビクともしない。
・Moto Guzzi、あまり走っていないので他の人と被らない。

ということで、とても気にいっています。

もういい年齢だから、これが「最後のバイク」になるかもしれないなぁ。。。

長く乗っていきたいと思う。
 

なぜ乗り換えた?

乗り換え前のバイクは「HONDA CRF250L<S>」。

軽いので「ちょっと近所まで」が手軽に出来て、オフ車特有の長いサスのおかげで街乗りでの乗り心地がとても良い。道路の凸凹での不快な突き上げを全然感じない。

茅ケ崎からまぁまぁ近い神奈川・厚木の猿ヶ島で「オフロード走行」を楽しめる。
 

ただ、とても良いバイクでしたが、楽し過ぎて調子に乗って怪我をすること2回。

1回目:購入後3か月の猿ヶ島、コーナリング中の操作ミスで藪に突っ込んで転倒、アキレス腱断絶。
2回目:その1年後の猿ヶ島、川沿いのコブが連続する場所で調子に乗って頭から店頭、左ひじ骨折。

「もうバイクに乗らないで」(妻)、「普通のバイクに乗って」(妻)と言われてしまいました。
 

それでも、

「無理はしない」
「調子に乗らない」
「今日は前よりうまくなってる!、という勘違いはしない」

ということを忘れないよう心に刻み、怪我の完治の後もCRF250L<S>に乗っていたのですが、、、

もう少し問題があって、遠出が極端に減ってしまった。ほぼ神奈川県から出なくなった。

原因は、

・高速道路、走れなくはないけれど楽しくはない。スピードが出ている時になんか不安。
・1時間くらい走るとお尻が痛くなり始めて、途中休憩しても完全回復しない。帰りがしんどい。。。
 

高速道路はドーンと走りたい性格です、たぶん。

そして山道・峠道は軽やかに走りたい、お尻が痛くなるのはもうやだ。

妻に叱られている。。。
 

ということで、ミラーを替え、ハンドガードをつけ、SP忠男のPowerBoxをつけて、モリワキのSlip-Onにして、ショートフェンダーに取り換え、タイヤの中は強化チューブに入れ替え、アンダーガードも装備した我が愛車、CRF250L<S>、
 

「猿ヶ島でのオフロード走行はもう諦めよう」、「乗り換えよう」となりました。
 

なぜMoto Guzziに?

でもすぐに「じゃあ Moto Guzzi にしよう」となったわけではなく、最初はDucatiが優勢。

最初の候補はムルティストラーダV4(Multistrada)、カッコいい!、けど実物見ると結構デカい、これは絶対倒せない、取り回しが大変そうだ、ちょっと値段がお高い。。。

悩んでいるうちにディアベルV4(Diavel)が登場。カッコいい?、どっしり構えて乗れる、これは乗車姿勢は楽そう、サイドバッグもつくし遠出にも向いているのでは?、というかやっぱり値段がお高い。。。

割と真剣に検討したのはスーパースポーツ(SuperSport)。

カッコ良い、速そう、峠道とかでも軽快そう、サイドバッグが良い感じで遠出に活用できそう。けれどStreetfighterほどではないが前傾姿勢、長い時間頑張れる自信がないなぁ、見た目はとても素敵。

そしてもう1つは 1100 Tribute Pro(1100 Tribute Pro

タンクの色と文字がおしゃれ、かわいい&かっこいい、乗車姿勢も普通だし、長く乗っていけそうな雰囲気。ただ、マフラーが右側片出しなので右側へのサイドバッグ取り付けは難しい。遠出の時の荷物積載に悩むかもしれない。見た目は素敵。
 

あとハスクバーナの 701 Enduro も結構悩みました。

一般道もストレスなく走れそう。これなら「普段はオンロード、たま~にオフロードも走る」というのができる。やっぱり舗装路じゃなところでの走行もしたい・楽しい。けどこれで猿ヶ島に行ったら、パワーあり過ぎて持て余して絶対怪我するなぁ、シート薄いなぁ(お尻痛くなりそう)。。。と。
 

Triumphは検討対象外(クラシックなデザインが僕には過ぎた感じがする)。
BMWも検討対象外(販売店がちょっと遠い、基本歩いていけるところを希望)。
国産車も対象外(高回転まで回る凄いエンジンと電子制御いっぱいじゃなくて良いです)。
 

そんな検討をずるずるとして決めかねている時、近所のバイク屋さん(ユーメディア湘南)で Moto Guzzi V7 Stone を見ました。

※Moto Guzzi V7 Stone、65馬力、73 Nm、装備重量220Kg弱。
 

あ、なんか、これで良いんじゃないかな?、程よい大きさ。
値段も(輸入車のなかでは)わりとお手頃。

エンジンが横に飛び出ているので転倒したら結構ダメージ受けるよね?、どうなんだろう?。
けど転倒したらどんなバイクでも大なり小なり痛むし、まぁ気にし過ぎてもしょうがないか。

評判も悪くない感じがする。

平嶋夏海ちゃんも乗っている(はしれ!なっちゃんねる)。
ケニー佐川さんはよく知らない(モトグッツィ新型V7シリーズ インプレッション)。
 

結論を出す前に試乗してみたい。
ということで、ユーメディア湘南さん主催の試乗会に出展があったので乗りに行ってみました。

※毎年春に藤沢自動車高等学校でやっている模様。いろんなバイクが乗れますよ。
 

そして目的の Motoguzzi V7 Stoneへ。

エンジンの鼓動がとても良い。

わずかに横にも揺れていてアイドリングから「俺は他とは違うのだよ」と言っている、良い感じ。

見た目に派手さはないものの(これは色が黄色で派手だけれど、基本は古いまま)、エンジンの主張が佇まいの時からあって、そこが際立っている。

もうなんというか「エンジンのバイク」。

ちょっと走行した感じも好印象。扱いずらいと思うところはなかった。
他にも何台か跨ってみましたが、このバイクの着座姿勢が一番しっくりきました。
 

気持ちはほぼ固まったのですが、決定したのはこの動画を見てですね、たぶん。

Schaaf 「Moto Guzzi V7 sound [RAW Onboard]」https://www.youtube.com/watch?v=oQwILUAIiXI

最後の感想が、「I really, really love this bike」。

すごくたくさんのバイクに乗って動画を上げているこの方が「めっちゃ好き」というくらいなのだから、これはもう間違いないだろう、いうことで決定。
 

なぜ V7 Stone Corsa に?

さて、「Moto Guzzi V7 に乗ろう!」というのは決めましたが、どの車種どの色にするか。。。

いまいち決めきれない。

黒かなぁ、赤はちょっと派手だなぁ、オレンジが良かったけどなくなっちゃったなぁ、Specialもあるけど、う~ん、、、とぐだぐだしている時に、イタリアで「V7 Stone Corsa」の発表がありました。

「?、どうなんだろう?、この色使いは。。。」と最初は思ったんだけれど、何回も見ているうちにもう、これしかないような気がしてきて、決めました。

イタリアで9月に発表、日本での発表(11月)の後にすぐ発注したので、初回船積み分ということになります。

実物も見ずに150万円の買い物をするなんて、ちょっと冷静ではない気もするけれど、基本部分は既存車種と変わらないし、新車種ではないから初期不良の可能性もあまりないはず、まぁ大丈夫でしょ?、ということで。
 

これからの Corsaくん

大きな不満はありません。乗れば乗っただけ楽しい。

「こんどの休みの日はどこに行こう?」と考えるところからバイクは始まっていると思う。そこから楽しめるのが良いところ。

完全に仕事を引退したら、いずれは北海道へ。九州へ。東北へ。北陸へ。京都へ。伊勢へ。広島へ。。。。
(あと3・4年は先になるかな、残念ながら、もう少し働かないと。。。)

このバイクを取り回せる体力がある限りは乗り続けたいと思います。
 

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